瑞穂キリスト教会では9月26日(日)に創立記念礼拝を持ちました。
今年2021年で創立(宣教開始)から58年になります。これまでの歩みを感謝すると共に、これからも神様と、そして皆さんと一緒に歩めたらと願い祈っています!

(写真は本日の記念礼拝と創立当初(1963~1965年頃)の様子)

以下、2021年9月26日 週報巻頭言(No.3027)より

巻頭言          恵みを振り返って-教会創立58周年-   牧師 秋山義也

*教会創立58周年を共に迎えられること、心から主に感謝しています。
会堂大規模補修の只中にある私たち。今年は50年誌から「教会堂」にまつわる変遷を振り返り、いただいてきた恵みを主に感謝したいと思います。1963年6/4、連盟伝道委員会において開拓候補地に名古屋が挙げられます。それから2か月後、北原末男牧師一家が名古屋に派遣されます。9/29熱田区高蔵町の借家にて、第1回目の礼拝を北原家4名で献げます。その後少しずつ人が加えられます。最初の礼拝から約1年半後、1965年1月に瑞穂区大喜町1丁目(150坪)の土地購入。それから工事計画が着々と進み、7/25鍬入れ式。隣接する牧師館も同時期に建築。そしてついに平屋の初代会堂が建てられます。11/28瑞穂区の教会堂初の礼拝が献げられ、献堂式は午後行われました。教会員はそう多くない伝道所時代です。牧師給与、土地購入、会堂建築のお金の動きについて50年誌に記されていませんが、当時連盟の開拓伝道は、そうしたもの多くは協力伝道献金、つまり米国南部バプテスト連盟の多額の献金で賄われましたから、私たち瑞穂教会も例外なくその恩恵を受けたのです。そして「5年で教会組織」という連盟開拓の目標通り、礼拝開始から5年後。1968年2/4教会組織を行い、初の協力伝道献金がささげられました。つまり協力伝道の祈りと献金によって建てられた教会が、今度は協力していく自立へと歩き始めたのがこの時でした。この時期、北原先生が連盟理事を経験していたこともあって、名だたるバプテストの説教者が特伝(応援)に来ています。荒瀬昇氏、加来国生氏、木村文太郎氏、松田正三氏、大谷賢二氏等々。連盟開拓の情熱、名古屋開拓への期待の大きさが伝わってきます。

*最初の礼拝から約30年。新会堂の必要の声が高まっていきます。1991年12月に、会堂建築が総会承認。予算1億円。献金1,650万円。返済8,400万円。教会債710万円の内訳でした。翌1992年7/22臨時総会において、業者選定。続くサマーキャンプでも「これからの教会-信仰の継承と会堂建築」が2泊3日で話し合われます。建築中は、名古屋友の会(南山)で礼拝を続けました。92年8/30鍬入れ式。翌93年4/29が現会堂の献堂式となります。1階教育館増築は、98年8月のことでした。礼拝開始から58年。現会堂建築から28年。これまで多くの先輩たちが祈り、献げ、礼拝してきた恵みの中で私たちは今日を迎えています。「感謝」の一言以外ありません。